私たち、SEKAI HOTELは「コミュニティをつくるまちごとホテル」として2014年より分散型ホテルの運営をしてまいりました。地域住民の方、観光客の方、そして私たちSEKAI HOTELの3者による対等なコミュニティをつくることで、地域のありのままの人情や情緒的なシーンを演出することができ、未だかつてない観光の魅力になるのではないかと考えてきました。

こうした地域の魅力を”ORDINARY”（＝日常）と定義して、観光客の皆さまに地域の魅力をお届けし、地域の皆さまと協力しながら拠点を増やし、富山県高岡市でのオープンを控えるに至りました。

このように、地域の皆さまに大変ご助力いただきながら本日まで運営することができました。しかし、連日テレビなどで報道されております通り新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして私たちホテル業はもとより、地域の飲食店の皆さまが大変な被害を受けております。

「すこしでも、私たちが地域の皆さまにできることはないか。」

こう考えた結果、SEKAI HOTELとして地域のお店の商品引換券を販売することと致しました。単に商品を販売するのではなく、SEKAI HOTELが愛してやまないORDINARYというまちの魅力を皆さまに知ってもらう機会を創出し、一方でまちの事業者様に恩返しすべく“困ったときはお互い様”という日本古来からの互助・互酬という風習に基づいて立ち上げたのがこのORDINARY MARKETでございます。